2023年(令和5年度)からのあらゆる工事での建設キャリアアップシステムの完全実施に向けて、国交省と厚労省がタッグを組み、動いています。
ここ1週間のニュースだけでも、これだけの記事が出てきます。
・国交省/直轄土木CCUSモデル工事、対象規模・工種を拡大(本官工事で原則化:7月公告から)
・国交省/建設キャリアアップシステム(CCUS)の導入やワークライフバランス(WLB)の改善などを評価する項目を経営事項審査(経審)に新設
・国交省/建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価(レベル判定)制度見直しを視野(レベル分けの細分化など職種ごとの柔軟な対応)
・厚労省/令和4年度より、高卒新規学卒求人おける「求人票」への「建設キャリアアップシステム(CCUS)登録の記載」が推奨される(CCUS通信)
・ 厚労省令和4年度予算案/人材確保等支援助成金において、建設キャリアアップシステム等普及促進コース(仮称)を新設し、建設事業主団体が実施するCCUS技能者登録料等の補助やCCUS登録等に係る申請手続支援、就業履歴を蓄積するカードリーダーの導入等に対し支援する。
・厚労省令和4年度予算案/人材開発支援助成金(建設労働者技能実習コース)について、建設キャリアアップカード登録者については賃金助成額を1.1倍にする。(令和4年度まで延長)。
・全建協連/建設キャリアアップシステム普及促進事業に注力/厚労省助成金を活用しながら建設業振興基金と連携し、1)申請登録手続き支援・代行 2)カードリーダー貸し出し する考え(ブログ全建協連情報)
業界も国も普及促進に向けてかなり力を入れて動いています。
また今後、新卒の高校生が就職先として選ぶ際、「CCUSに登録している事業者か否か」ということを条件の一つにする可能性が出て参りました。
公共事業を請け負う予定がない事業者様でも、CCUSに登録することが「若い技能者の確保」における重要なポイントになってくる可能性があります。
当事務所は2022年内につきましては特別価格で建設キャリアアップシステム登録代行を行っております。
登録対象 | 報酬(税込) | 登録料※ | 合計 |
---|---|---|---|
事業者(一律) | 25,000円 | 6,000円~ | 31,000円 |
技能者(一律) | 12,000円 | 4,900円/人(詳細型) | 16,900円 |
※登録料は本システム利用に必要な登録料ですが、事業者の登録料は事業者の資本金の額により変わります。
是非ご連絡ください。