**古物商(こぶつしょう)**とは、すでに使用された物品(中古品)や、未使用でも一度誰かの手に渡った商品などを、売買・交換などを目的として取り扱う事業者のことです。
古物商の許可申請は、要件や書類が多く「何から手をつければいいの?」と不安な方も多いはず。
ここでは、福岡県で古物商等の許可を取得する際の基本情報を、項目ごとに丁寧にご紹介します。
【申請場所】
▶ 営業所の所在地を管轄する警察署(防犯係)
【処理期間】
▶ 申請受付から原則40日以内(標準処理期間)
※書類に不備がある場合や追加資料が必要な場合、さらに時間がかかることがあります。
【申請書類】
許可申請書(様式第1号 その1~3)に記載する主な項目(全18項目):
- 許可の種類(古物商/古物市場主)
- 氏名または法人名(漢字・フリガナ)
- 法人の種類(株式会社・個人事業主など)
- 生年月日または設立日
- 住所・電話番号
- 行商をするかどうか(する/しない)
- 主に取り扱う古物の種類(1つ選択)
- 代表者等の種別(代表者/役員/法定代理人)
- 代表者等の氏名
- 代表者等の生年月日
- 代表者等の住所・電話番号 ※9~11は該当人数分が必要です。
- 主たる営業所・市場の形態(営業所あり/なし/古物市場)
- 主たる営業所の名称
- 主たる営業所の所在地・電話番号
- 取り扱う古物の区分(複数選択):美術品類/衣類/時計・宝飾品類/自動車/自動二輪車・原付/自転車類/写真機類/事務機器類/機械工具類/道具類/皮革・コ ゙ム製品類/書籍/金券類のうち、扱うもの全てに〇をします
- 管理者の氏名(漢字・カタカナ)
- 管理者の生年月日
- 管理者の住所・電話番号
※営業所が複数ある場合、各営業所についても12.から18.の記載が必要です。
【インターネット販売を行う場合】
様式第1号その4にて、以下の項目も記入します:
- インターネット販売を行うか?(用いる/用いない)
- 使用するホームページのURL
【添付書類一覧】
以下の書類を申請書に添付します:
- 誓約書(「個人・代表者・役員」分と「管理者」分)
- 略歴書(過去5年間の経歴、「個人・代表者・役員」分と「管理者」分)
- 定款の謄本・法人の登記簿謄本(法人の場合)
- 住民票の写し(「個人・代表者・役員」分と「管理者」分)
- 身分証明書(本籍地で取得・「個人・代表者・役員」分と「管理者」分)
- 古物市場に参加する場合:市場の規約・名簿
参照:福岡県警察HPより
【ご不安な方へ】
書類の不備や記載ミスによる「再提出」や「許可遅れ」は珍しくありません。確実・スムーズな申請をご希望の方は、どうぞお気軽にご相談ください。
古物商許可申請のご相談は、行政書士 藤井 剛(ごう)事務所まで!
電話 080-1985-0041 ⇐ 電話はここをクリック!
